強い酸味の主体はクエン酸とリンゴ酸です。クエン酸は胃腸の働きを促進し、食欲をすすめ、タンパク質の消化を良くします。
これらの酸は強いので、生食はしませんが、梅干しなどに加工し、悪玉腸内細菌の抑制、整腸作用などに活用されています。
また、クエン酸はTCAサイクルを円滑にして疲労回復や老化防止に役立つほか、血液中に乳酸がたまらないようにして、肩こりや腰痛をはじめとする、筋肉疲労や痛みの予防に働きます。
そして、クエン酸には、カルシウムと結合して骨を強化する効用や、鉄の吸収を促進しながら血行をよくする働きも期待できます。
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